ピアノをメインにした音楽リズムゲーム『DEEMO』。
元々は『DEEMO』というスマホゲームですが、グラフィックやストーリーを3D化したものが『DEEMO -Reborn-』です。
スマートフォン、PS4、Switch、Steamでプレイ可能。
この記事では、『DEEMO -Reborn-』(Switch版)について、どんなゲームなのかを遊んでみた感想を交えつつ紹介していきます。
「DEEMOシリーズは気になるけど、どれを遊んだらいいの?」という方の参考になれば幸いです。
【はじめに~シリーズほぼ未プレイだけど、どれを遊んだらいい?~】
初めてプレイした段階では、DEEMOシリーズはSwitchの体験版のみプレイ。
タイトル自体は以前から気になっていて、セールを機に購入を決意しました。
まず、買うときに悩んだのが、アプリ無印版、Switch無印版、Switch Reborn版、どれにすればいいのかというところ。(PS版はハードを持っていないので除外)
少し調べてみたところ、曲数が違うそうです。
無印版については、アプリ版で課金するよりは、はじめからたくさん曲が入っているSwitch版の方がトータルで見たらお得とのこと。
じゃあ、Switch版のどっちにするんだ?となりますよね。
Re版では3Dによる演出やセリフでの補完はありますが、無印版もRe版も本編ストーリーに大きな違いはありません。
ただ、無印版が400曲以上収録されているのに対して、Re版は66曲。
なので、
音ゲーとして楽しみたい方は無印版
音ゲーしつつも謎解きやストーリー演出もサラッと楽しみたい方にはRe版
で良いのかな?…という印象です。
自分は音ゲー要素はそこそこ遊べたらいいか&謎解きが好きだったので、Re版を購入しました。
【プレイした感じざっくり】
探索&謎解きで楽譜探し→音ゲーで木を成長させる→一定の高さになるとイベントシーン→行動範囲が広がるので再び探索…の繰り返しです。
個人的にはこのバランスがなかなかよく、飽きることなくガーッとプレイしてしまいました。
【音ゲーについて】
音ゲーの部分については、この手のゲームにありがちなクリア判定ゲージはなく、いくらミスをしても大丈夫でした。
しかも、初見の楽譜が一番伸びるということを除けば、曲のレベルに関係なくスコアのみで成長度合いが決まるため、音ゲーが苦手な方でもストーリーは進められる仕様になっています。優しいね。
音ゲー部分は、Switchだとコントローラーとタッチ操作が選べますが、タッチの方が断然ラクでした。コントローラーのスライド操作が忙しくて…!
【謎解きについて】
それほど難しすぎる!という程でもなく、ちょっと頭を悩ませる丁度よい難易度でした。
大抵の問題はどこかに必ずヒントがあるので、それを見ながらうーんうーんと考える時間もまた楽しい。
ただ、一部音楽関連の出題があるので、苦手な人は調べないとわからないかも…。
【探索】
探索の視点操作ですが、おそらく見上げたり見回したりする自然な動きを意識しているのか、ちょっと「うにょん」としたような動きです(伝われ)
初めは慣れませんでした…。
あとは、暗い場所が多いので、単純に暗くて見づらい場所がいくつかあります。
雰囲気は少しダークですが、とても良いです。
メニュー画面で取りこぼしがないかチェックできるのもとても良いです。
【ストーリー】
無印版では言葉で語られず、イラストでの演出でしたが、Re版では女の子がしゃべります。探索していて、もしかしてこの子……と思わせる要素も。
(ちなみに、なんだかんだあってその後無印版もプレイしましたが、無印版でも女の子をタップしたりオブジェクトを調べるとしゃべります。イベントシーンはセリフなし)
余談ですが、全回収してクリアして、「でもPVで見たあのシーンまだ見てないよな?」と、思って必死に探していましたが、プレイ前に見たのは「ゲームのPV」じゃなくて、2022年に公開の「映画のPV」でした。
その映画のPVを踏まえてプレイしていた結果「もしかして……」と、ピンときてしまっていたので、DEEMO本編をまっさらな気持ちで始めたい人は、プレイ前には見ないほうがいいかもしれません…。
【まとめ】
全体的に、謎解き・音ゲーをバランスよく楽しめた良いゲームでした。
ストーリーに関しては、重厚な物語がある訳ではありませんが、あちこちに垣間見えるピースから想像する余白が十分にあるタイプでした。
考察とかも結構あるみたいですね。
音ゲー+謎解きどっちも遊びたい方にはおすすめです。