2021年の冬からDEEMOシリーズを遊び始めたのですが、
DEEMO Reborn(Switch)→DEEMOⅡ(スマホ)→DEEMO無印(Switch)と最終的に三作品遊んでしまいました。
自分がSwitch版を買うときにどっちを選んだらいいか結構悩んだので、Switch版2作品の違いをまとめておきます。
- 【違いその1:グラフィック】
- 【違いその2:収録曲数】
- 【違いその3:探索モードなど】
- 【違いその4:演奏感】
- 【違いその5:コントローラーでの演奏】
- 【違いその6:追加コンテンツ】
- 【違いその7:イベント閲覧機能】
- 【ちょっと気になった所】
- 【で、結局どっちを遊んだらいいの?】
【違いその1:グラフィック】
フィールド、演奏画面、楽曲選択画面など、無印で2Dだった画面がReでは3Dになっています。
楽曲選択画面では、Reの方はイラストがちょっと動きます。
【違いその2:収録曲数】
※2022年2月時点
・無印→412曲+有料DLC「DJMAX collection」
・Re→66曲+有料DLC「太鼓の達人 collaboration collection」
圧倒的に無印のほうが収録曲が多いです。
スマホ版の有料曲も収録されているので、買い切りのコンシューマーゲームはお得感が強いですね。
ただ、スマホ版の曲が全部収録されているわけではなく、最終的にはスマホ版が一番楽曲数が多いようです。
無印にもReの楽曲である「Reborn collection」が収録されていますが、全て遊べる訳ではありません。Reに収録されている「Reborn collection」よりも曲数が少なかったです。
SwitchのToy-con(別売り)でピアノっぽい演奏ができる「Toy-con collection(20曲)」はSwitchの無印版のみで遊ぶことができます。
【違いその3:探索モードなど】
・無印→ほぼなし
アイコンをタップしてマップの切り替え。
オブジェクトを調べたり、楽譜を拾ったりというのもほんの少しだけあります。
あと女の子をタップするとしゃべります。
無印においては、ひたすら音ゲー→台詞なしのイベントシーン→(楽譜を拾う)→ひたすら音ゲー…といった感じです。
とにかく遊べる楽曲数が多いので、ストーリー進行上では曲で飽きるということはほぼないです。
あれこれと遊んでいるだけでぐんぐん樹が伸びてストーリーが進んでいきます。
・Re→がっつり
キャラクターの移動、楽譜を拾う、謎解き要素など、操作することが盛りだくさん。
むしろ、謎解きをしないと曲が全然増えません。
なのでReでは、音ゲー→台詞ありのイベントシーン→探索&謎解きで楽譜入手→音ゲー…といった感じ。
自分は謎解きゲームが好きなのでこのあたりは別に苦ではなく、持ってる曲を一通り演奏→イベント→探索して謎解き→謎解き疲れたから音ゲー…という感じでバランスよく楽しめました。
【違いその4:演奏感】
・無印
比べてしまうと見づらい…。特に、ヒットしたエフェクトが結構残る。個人的にはヒットしたのかミスしたのかも見づらい。慣れれば問題ない。
・Re
ヒットのエフェクトはすっきり。感覚的にはDEEMOⅡに似てるかも。
黒いノーツはかなり見づらい。
【違いその5:コントローラーでの演奏】
無印もReもコントローラープレイに対応していますが、ボタンの割り当てが違います。
・無印→カスタマイズ可能。Reに比べて演奏しやすい
基本は左側(青)の部分は左側のボタンどれでもOK、右側(赤)の部分は右側のボタンどれでもOKという超ざっくり設計のため、プレイしやすいです。
スライド部分についてはLかR押しっぱなし。向きなどは関係ありません。
基本のタイプの他に左右5パターンずつそれぞれ設定可能。また、自分で任意のボタンに設定することも可能。
・Re→ほぼカスタマイズ不可。無印に比べてスライド操作も難しい
わりとかっちりボタン配置が決まっています。AタイプとBタイプのみ。
スライド部分については、左右どちらかのスティックを階段の方向に倒します。(倒す向きは決まっていますが、どちらのスティックを使うかの指定はありません)
スライドで片手が持っていかれるので、難易度の高い曲はなかなかキツイです…!
コントローラーでもメニューetc.の操作は可能ですが、コントローラーで楽曲を選択すると、コントローラープレイと判断されて自動的にノーツが赤青に色分けされて出てきます。(そのままタッチしても演奏できるから問題はありません)
対してReの方ですが、タッチパネルは「タッチ演奏モードの時」しか反応しません。ゲーム中は探索や楽曲選択など基本的にコントローラーで操作することになります。
楽曲選択時に設定で「タッチ」か「コントローラー」を設定できますが、コントローラーに設定しておくとタッチでの演奏は受け付けないので注意です。
【違いその6:追加コンテンツ】
アプリ版の有料追加コンテンツ「忘れられた砂時計」について
・無印→課金なしでプレイ可能
・Re→なし
ちなみに、周回要素に関してですが無印は周回プレイ可能。曲などのクリア状況も引き継いでのプレイになります。
一方、Reはクリア後にまた「はじめから」を遊ぶことはできますが、クリア状況等は一切引き継がれません。
入手した楽曲もまたイチから集める必要があります。
セーブデータは3つ作れるので、もしもまた始めからやる場合には、クリアデータと最初からやるデータのスロットをきちんと分けておくか、別のアカウントでプレイすることをオススメします。(残しておきたいデータに上書きする事故のないように……)
【違いその7:イベント閲覧機能】
・無印→イベントシーンが見返せる
・Re→イベントシーンが見返せない。※ただし無印版ムービーは、とある部屋で鑑賞可能
【ちょっと気になった所】
(※個人の感想です)
楽曲の音量についてですが、無印は曲によって音量差がある…気がします。
「ボーカル曲」と「ピアノだけの曲」の音量の差が大きく、特にエチュードコレクションは顕著で、ピアノだけの楽曲は全体的に音量が小さいような気がします。
【で、結局どっちを遊んだらいいの?】
「その人の好みによる」が全てかな、と思います。
がっつり音ゲーを遊びたい人は収録曲が多い無印を、
音ゲーをしつつもストーリーや謎解きなど、アドベンチャーゲームとしてトータルに遊びたいならReといったところでしょうか。
ストーリーはどちらも同じです。
Reではグラフィックが3D化され、かつ台詞での補完も増えたため、「ストーリーはこういうもの」として示されています。
対して、無印は台詞がありませんが、「語られない良さ」は物語の背景を想像する楽しみがあるので、それはそれで良いものです。
初代作品であるスマホ版では、当時は考察などがいろいろ出ていたらしいですね。
Reを遊んだのちに「DEEMOⅡ」がリリースされてⅡをプレイしましたが、遊んでいる内にもっといろいろな楽曲がやりたくなったので、結局、無印版もSwitchで購入した…という感じです。
自分はReをプレイしてからの無印だったので違和感などはありませんでしたが、無印→Reの場合だとどうでしょうかね。原作漫画が実写化した!みたいな感覚とかになるのでしょうか(わかりませんが)。Switchの無印については体験版もあるので、気になる方はとりあえずプレイしてみるというのもアリだと思います。
ピアノがメインの音ゲーなのでお堅いイメージを持つ方も多いかもしれませんが、クラシック調の曲の他にもボーカル入りのポップスやジャズ、和風やピコピコ系など、かなりバリエーションが豊富で面白いですよ。