鉱山会社の鉱夫となって働く『Gluck(グラック)』。
ドット絵の可愛さと選択肢のゆるさが気になったのでプレイしてみました。
この記事では、『Gluck』(Switch版)について、どんなゲームなのか、遊んでみた感想を交えつつ紹介していきます。
どんなゲーム?
プレイヤーは餅屋を営む餅野餅ノ介となり、水枯れの原因を探るために鉱山会社に潜入して鉱山を掘り進めるゲームです。
【ゲームの特徴】
①鉱山での採掘作業がメインのゲーム
ツルハシで鉱山を掘り進めていきます。
掘る場所を選んで、タイミングよくボタンをプッシュ。
タイミングが遅すぎるとダメージを負い、体力が減ってしまいます。
ヘルメットの電池が切れるか、体力がゼロになるとその日の採掘は終了です。
採掘後は仕分け作業となり、上手く仕分けると報酬が増える仕組みです。
②ゆるい選択肢
所々に選択肢が登場し、自由に選ぶことができるのですが、基本的にゆるゆるです。
ひらがなのテキストやドット絵の雰囲気も相まって、ゆるゆるふわふわな印象が多いです。
ちなみに、選択肢は自由に選べますが「とくだん ストーリーが おおきく かわることはない」と序盤で明言されています。
一応2周して確かめてみましたが、リアクションなどは変わるものの、話の本筋に変化はありませんでした。
③短編ゲーム
内容自体はとてもあっさりしています。
初見プレイ時は慣れない掘削作業に四苦八苦し、クリアまでに3~4時間かかりましたが、選択肢を確認したくてもう1周遊んでみたところ、1時間ほどでクリアしてしまいました。
コツをつかむことができれば、一気にスピードアップします。
遊んだ感想
基本的に画面が暗く、パッと見怖いゲームに見えてしまったこちらのゲーム。
しかし、実際には怖い部分はなく、単純に舞台が鉱山のために画面全体の色合いが暗くなっているというだけでした。
むしろ、ドット絵の雰囲気やひらがなのテキスト、のんびりとした主人公の選択肢などで全体的にはゆる系のゲームです。
ゲームの基本的な流れとしては、
1.掘削に向かうための準備(電池や回復アイテムなどを買う)
2.坑道へ移動
3.採掘(体力か電池が切れたら終了)
4.選鉱(仕分け作業)して、お給料ゲット
5.食事パート(ちょっとした会話)
となっており、基本的にはこの繰り返しです。
お給料からは食費が必ず引かれますし、毎日の採掘のためには電池も買わなくてはいけません。
掘削→仕分けで確実にお金になるように頑張らなければ、どんどん資金が減っていきます。
序盤はコツがわからずに「今日稼げないとやばい!ゲームオーバーになるかもしれない!」という場面もありましたが、何度か作業をするうちに「ここを掘ったらいいかも」、「こうしたらいっぱい採れるかも」というようにコツを掴み始め、モリモリ掘れるようになっていきました。
ストーリーパートに関しては、もうちょっと掘り下げが欲しかったな~と思いますが、「選択肢はどれも選んでもよい」というのが、逆に気負わずに遊べて良かったかなと思いました。
トンデモ選択肢を選んでも大丈夫なので、思う存分悪ノリできるのは良いですね。
まとめ
鉱山での作業がメインのゆるっとした短編アドベンチャーゲーム。
周回要素はないのですが、初見はゲーム内で24日、2周目は8日でクリアとなりました。
最速記録を目指しても面白いかもしれませんね。