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ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム|シリーズ未プレイ者向け一次レビュー【ネタバレなし】

ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』は面白いかって?面白いです‼

ゼルダシリーズは以前からめちゃくちゃ好きで、全部とはいかずとも過去作品は9作ほどプレイしています。
周りの友人に「新作ゼルダ面白いぞ!」と話をしたら、「そもそもゼルダシリーズを遊んだことがないけど、話題になってて気になる。どんな感じなの?」と言われて衝撃を受けました。
そうか…そうだよな。有名タイトルでも遊んだことがない人は当然いるよな…そうだよな…。

ということで、この記事では「そもそもゼルダシリーズを遊んだことがない人向け」に超ざっくりと紹介をしていきます。

 

シリーズ全般の話

・ジャンル

フィールドやダンジョンを冒険するアクションゲームであり、モンスターやボス敵が存在するタイプのゲームです。
ダンジョンには謎解き要素が盛り込まれており、ゼルダと言えば「謎解き+3Dアクションゲーム」のイメージがあります。

 

・収集要素やサブイベントが豊富

メインストーリーのほかにも、いわゆる「寄り道要素」が豊富であり、これらをこなすことで体力の上限を増やしたり、強力な装備を手に入れたりしていきます。

 

・主人公の名前は「リンク」

よく勘違いされるのですが、タイトル名の「ゼルダ」は主人公の名前ではなく、ヒロインのお姫様の名前です。

 

・シリーズがたくさんあるけど…?

全シリーズの「つながり」は少し難しいので、公式ページや詳しい人の解説を見るのが早いかと思います。
それぞれに「リンク」や「ゼルダ」がいますが、設定がちょっとずつ違います。

 

『ブレス オブ ザ ワイルド』や『ティアーズ オブ ザ キングダム』の話

これまでのシリーズを踏襲しつつも、過去作の当たり前を一新したのがニンテンドースイッチで発売された『ブレス オブ ザ ワイルド(通称:ブレワイ、BoTW)』です。

シリーズ初のオープンワールド(マップとマップの境目にロードを挟まない、一つながりの広大なフィールドを冒険できるゲーム)であり、目の前の崖や山を体一つで登り、空を滑空し、周囲を見渡して気になる場所を見つけたらそこを目指して進む――。「冒険」というものをまさに形にしたゲームでした。

これまでのゲームだと背景でしかなかった「はるか彼方に見えるあの山」。ただの風景ではなく、その麓に行って、本当に登ることができてしまうということに、プレイ当初はかなりの衝撃を受けたのを覚えています。

今回発売された『ティアーズ オブ ザ キングダム(通称:ティアキン?、ToTK)』『ブレス オブ ザ ワイルド』の続編にあたり、直接のつながりがある作品です。

 

【それぞれのあらすじ】

あらすじをざっくりいうと、

・ブレス オブ ザ ワイルド
100年前に起きた大厄災によりハイラル王国が滅亡した世界。目覚めたリンクは不思議な声に導かれ、厄災ガノンを倒すために冒険する。
・ティアーズ オブ ザ キングダム
『ブレス オブ ザ ワイルド』から数年後の世界。天変地異によって各地で異変が起こっている。リンクは行方不明になったゼルダを探すために冒険する。

といった感じです。

 

【『ティアーズ オブ ザ キングダム』のここがすごい】

前作の要素を引き継ぎながら、さらにさらにパワーアップしています。

 

・広大なフィールドがさらに倍に!?

今までの地上のフィールドに加えて、今作を象徴する「空島」が冒険できます。
なんと!今作はそれだけでなく、前作と同じ地上マップでありながらも洞窟などがあちこちに増えており、空の上から大地の下まで、冒険できるフィールドがさらに広がっています。
横の広がりでさえすごかったのに、はるか上空から地の底まで縦にも空間が広がりました。
ほんとにすごいぞ!?どうしてこんなことできるの!?すごいぞ!?

 

・攻略の仕方は自分次第

前作でもそうでしたが、メインストーリーはどれから進めてもOKですし、どこから探索してもOKです。なんならメインストーリーを進めないなんてこともできます。基本的には工夫次第でどこにでも行けますし、何でもできます。
人によってプレイスタイルに大きな違いが出てくるのが面白いですね。

謎解きの方法も、基本の解き方はあるものの、いろいろな方法で進めることができるという点が良いですね。

 

・ものを「くっつけること」による遊びの幅

前項の「自分次第」という点に大きく関わっているのが、今作で登場した「ウルトラハンド」や「スクラビルド」などの「物と物をくっつけることができるシステム」です。
今作では「ゾナウギア」という機械のようなパーツがあり、これらや木材などを組み合わせることで乗り物を作ったり、進めない場所を突破したりすることができます。
これに関しては遊んでみるとよーくわかります。プレイヤーによってフィールド探索の方法に特に違いが出るかなと思います。

探索面だけでなく、武器や盾、矢にも物をくっつけることができ、意外なものが思わぬ形で戦闘時に役立ったりもします。

 

【プレイしてみた感想】

もうとにかく「冒険」のスケールのデカさがすごすぎました。
この壮大なスケールにたくさん宝箱や祠、コログなどの収集要素がふんだんに散りばめられているので、もう本当に探索が終わりません。冒険・探索好きにはたまらないです、ほんと。

前作でさえかなり自由度が高かったのですが、今作はそれに「組み合わせる」というシステムが入ったことで、何か課題があったとき、その解き方の幅がさらに広がりました。実際に遊んでみることでより実感できるかと思います。

これを書いている6月初頭の時点では、既に100時間ほど遊んでいるものの、まだクリアしておりません。というか、まだストーリーを全然進めておらず、本編そっちのけでひたすら探索ばかりしていました。あれもやりたいこれもやりたい、あそこに行ってみたいけど、途中で見つけたあそこも気になる…などなど、もう冒険が楽しすぎる…!

一つだけ気になる点は、作中に出てくる瘴気関連が個人的に怖いということ。
大抵の人は大丈夫だとは思うのですが、自分はあの赤黒い見た目が苦手なんですよね……。
とある場所の探索が怖くて行けない。どうしよう(苦笑)

特定の敵にもひぃひぃ言いながら戦っていますが、苦手な部分はありつつも、それでも冒険が楽しすぎるからやめられない。そんな感じです。

 

【シリーズ未プレイでも楽しめるのか】

『ティアーズ オブ ザ キングダム』について、「前作をやっていない」または「過去シリーズをプレイしてないけど楽しめるだろうか?」と、友人に聞かれることがあります。
まだ本編をクリアしていないので断言することはできないのですが、現時点では、

・過去シリーズ未プレイ
過去作をプレイしているとニヤニヤできる要素はあるが、未プレイでも大丈夫。
・前作未プレイ
今作をクリアしていないので、正直なところ回答できない。
ただ、プレイしていた方がキャラクターの関係性がよくわかるので、感情移入できる度合いが変わってくると思う。
前作は前作だけの感動があるので、個人的にはプレイして欲しい作品ではあるが、前作も今作も相当のボリュームがあるので、今作を遊ぶために前作を遊び、さらに今作も遊ぶのはかなりの体力が必要だと思う。

という感じです。(※あくまでも個人の感想です)
…とは言うものの、そもそもシリーズプレイ済みor未プレイ関係なく、探索系3Dアクションゲームとして普通に面白い作品であると思います!

 

まとめ

さて、ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』こんな人におすすめできるゲームかなと思います。

・フィールドを自由に冒険するタイプのアクションゲームが好きな人
・謎解きが好きな人
・やりこみ、収集要素が好きな人

上の項目に当てはまる方は、ぜひ、ハイラルでの冒険を満喫していただきたいです!