ゲーム全体の雰囲気がめちゃくちゃ好みだったこちらのゲーム。
『LUNA The Shadow Dust(ルーナ:シャドウダスト)』は、ポイントクリック系の謎解きゲームです。
古びた塔、ランタンの灯り、手描きのグラフィックや民族調のBGM。個人的にもう、好きな要素がてんこ盛りすぎる…!
この記事では、『LUNA The Shadow Dust』について、どんなゲームなのかを遊んでみた感想を交えつつ紹介していきます。
【基本システム】
1ステージずつ謎解きをして進んでいくタイプのパズル・アドベンチャー。
少年と相棒、能力の異なる二人を切り替えながら操作していくタイプのゲームです。
謎解きの難易度ですが、後半になると手順が増えて大変なものの、めちゃくちゃ難しい!というレベルではありません。
しかし、操作説明を除いて言葉による解説が一切ないので、謎解きで詰まったときはよーく見て考え、ひらめくしかありません。
ヒントシステムはなし。
文字がないタイプのゲームなので、キャラクターに台詞はありません。(時々、吹き出しで絵は出るので、何か言ってるんだろうな~というのはあります)
【良かった点】
・あたたかみのある手描きのグラフィックが良い
・民族調な雰囲気のBGMが良い
・少年と相棒の切り替えがスムーズ(ボタンを押したら即切り替わる)
・イベントシーン(アニメーション)の視聴機能あり
【気になった点】
・移動で「走る」ことができない
序盤は気になりませんが、終盤の移動が多いステージでは「あれを動かして…これを動かして…アレ何だっけ?確認するか…」と、あちこち動き回る場面が増え、移動速度の遅さがネックになってきます。
せっかちな人は少しイライラしてしまうかも。
・登る場所のアイコンが暗い場所だと見づらい
調べる場所は「指差しマーク」で見やすいのですが、登る場所は「黒の足マーク」。
一応アイコンが動くので、わかると言えばわかるのですが、場所によっては背景と同化しがちでかなり見づらいです。
・ステージのやり直し(リセット)機能がない
取り返しのつかない仕掛けは存在しませんが、謎解きをしていて詰まったとき、最初の状況に戻したくなることがありました。
リセット機能はないので、マップ選択画面からステージを選び直すしかありません。
・ムービーがスキップできない
+ボタンを押すと一時停止する機能はありますが、スキップすることはできません。
見落としなら誰か教えて下さい…。
【まとめ】
色々書きましたが、気になった点はあるものの、全体的な世界観や雰囲気がとても良いです。
好きな人はめちゃくちゃ好きなタイプの雰囲気だと思います。(自分がそう)
4時間で本編をクリアしましたが、お値段に見合ったボリュームかと思います。
雰囲気ゲーが好きな方には良いかもしれません。