お題に沿ってパーツを組み合わせ、物語を完成させる『Storyteller(ストーリーテラー)』。
前から気になっていたのですが、「いっせいトライアル」で遊べる機会があったのでプレイしてみました。
この記事では、『Storyteller』(Switch版)について、どんなゲームなのか遊んでみた感想を交えつつ紹介していきます。
どんなゲーム?
「あなたが作者」「物語を作る」といった紹介文から、自分で好きに物語を作ったり、トンデモ展開にできたりするゲームかと思っていましたが、そうではありませんでした。
指定されたお題の通りに「場面」と「登場人物」を組み合わせ、シーンを完成させる「パズルゲーム」です。
このゲーム、1つの画面にいくつかの「枠(コマ)」があるのですが、面白いのが、前までのコマに何を置いたかによって、後のコマに変化が起きることがあるという点。
このあたりは文では伝わりにくいので、公式ページのトレーラーを見ることをオススメします。
この「前後の関係(直前でなくても)」がキーになっており、「流れ」を意識して謎解きをする必要があります。
面白いと思ったところ
決められたものを当てはめていくタイプのパズルゲームではありますが、「先にこの人とこの人が出会っていないと、このコマで何も起きない」といった「因果関係」が重要になっていて、そこを意識しながら謎解きをする必要がありました。
最初のコマから順番に埋める必要はなく、場合によっては使わないコマがあってもOKだったり、結末がわかっている場合には最後のコマから埋めていってもいいという、通常の謎解きパズルとは異なる解き方もできます。
いくつかのお題では、ほかの分岐でクリアできるパターンもあり、分岐がある場合には一度解いた際にわかるようになっているのが良かったです。
まとめ
なんだか知っているような童話から愛憎劇までいろいろなお題がありますが、全部プレイした所感だと誰かが犠牲になる展開が多めでした。
とは言っても、漫画チックな雰囲気なので重くはありません。
後半はコマも増え、お題も複雑になってきますが、クリアまでは2~3時間。
サクッと謎解き・パズルゲームがしたい方はいかがでしょうか。