ただのゲーム好きブログ

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知識ゼロの素人が3Dアバターを作ってゲーム動画を作成してVTuberっぽいことをしてみた話④:基礎編3~アバターはどうやって作るの?

思ったより手軽にできるからすごい。

 

アバターの作り方

アバタースマホPCで手軽に作ることができます。
先人たちがいろいろとまとめてくれているので、それを参照していただくのがよいと思います。
絵が描ける人であれば、自分でイラストを用意すれば思い通りのキャラクターを作って動かすことができますし、絵を描くのが苦手な人も、パーツを組み合わせてキャラクターを作成できるサービスを利用すればアバターを作ることができます。

自分が探した条件は以下の通り。

・絵を描くのは大変だし、気軽に作りたい!
・パーツを組み合わせたり、調整できたりするものがいい
・リップモーションは必須
・体の動きもつけたい

いうことで、数あるアプリの中で個人的に気になったのは…

 

カスタムキャストスマホ

  • リップモーション対応
  • キャラカスタムが豊富(高さ、サイズなど、割と細かくパラメーター設定が可能)
  • ショートカットでアクションをつけることができ、動かせる
  • アバターの使用はガイドラインを要確認
 

②ミラティブ(スマホ

  • キャラカスタムはそこそこ
  • アバター作成からリップモーション、ショートカットでのアクション、画面録画、動画配信までこれ一つでできるからすごい
  • 衣装を増やすには課金っぽい。かつ、やりこみが必要。
  • スマホゲームが中心になるので、個人情報の写り込みに注意
 

③VRoidモバイル(スマホ

  • 顔パーツのパラメーター設定がめちゃめちゃ細かい
  • 服の種類は少ない
  • 写真撮影機能で動かせるだけ
  • VRMデータ(キャラのデータ)のエクスポートが可能
カスタムキャストが好きだったのですが、2021年当時は使用範囲がニコニコでの生放送以外認められていませんでした。
現在はYouTubeなどでも使用できるようになっていますが、利用にあたってはガイドラインが定められているので確認が必要です。
 

VRoidStudio(PC)

スマホアプリだけではなく、PCを使ってアバターを作る方法もあります。
PC版 VRoidStudioでは、パーツのパラメーターを細かく設定できるほか、手描きで3Dモデルの作成が可能であり、よりオリジナリティのあるキャラクターを作ることができます。(細部までこだわってキャラを作るのは、なかなか大変ですが…)
自分は最終的にVRoidStudio(PC)アバターを作っています。

注意:VRoidStudioでは、モーションキャプチャーでキャラクターを動かすことはできないため、別のモーションソフトで動かす必要があります。


立ち絵になると細かい部分は見えなくなりますが、こんな感じに作ることができました。

透過も考えたアバター作りを
アバター作成全般で言えることですが、作成の際には、最終的にクロマキー合成(CG撮影でよく見る緑のアレ)で背景を透過させることを念頭に作った方が良いです。複数の色を使いすぎると、クロマキーでの合成時、体の一部が透明になる場合があります。

クロマキー合成はグリーンバックが基本ですが、マゼンタやブルーなどもできます。
最初に作ったときはキャラクターに緑を入れてしまったためブルーで合成していましたが、最終的にはキャラクターへの緑の使用をやめ、グリーンバックで合成しています。
どの色で透過するかを考えて、キャラクターデザインをするとよいと思います。
 
表情設定をしておこう
アバターを作成したら、忘れずに表情パラメーターを設定しておきましょう。
これをしておかないと、モーションソフトで表情を動かしたときに顔面が崩壊します。
 

VRoidStudioで作成したアバターを動かすには

さて、実は作ったアバターはこのままでは使えません。
VRoidStudioでは写真撮影機能はありますが、人間の動きと連動させてアバターを動かす機能はないので、今度は3Dアバターを動かせる専用ソフトを探さなければなりません。

これもまあ調べたら出てくる出てくる。先人たちが素晴らしいまとめを作ってくださっているので、それを参考にしながらいくつか試してみました。

ソフトによってできることは異なるのですが、無料・有料の違いはもちろん、Webカメラで体の傾きや口の動きを認識したり、マイク音声で口を動かしたり、ものによっては全身の動きを認識したり、手の動きに対応していたり、中にはWebカメラだけで表情の変化まで認識してくれるものもあります。

面白そうなソフトはたくさんあるのですが、PCのスペックが貧弱なので、自分の環境では選択肢が限られてしまいました。

 

①3tene

いろいろ調べて、まずは3tene(ミテネ)というソフトを選択。有料版もあるけど、無料版があるのでそれで。
体の傾きやリップモーションはPCのカメラで検知してくれます。すごい。
ショートカットコマンドで表情を変えたり、アクションもつけることができます。
手の動きなどはLeap Motion(リープモーション)という別機器がないと反映されません。

 

②VMagicMirror

3teneもよかったのですが、手持ちのPCだとスペック不足が心配だったため、もっと軽いソフトを探すことに。
現在お世話になっているのが、こちらのVMagicMirrorさん。
体の傾きやリップモーションはPCのカメラやマイクで検知してくれるのはもちろんのこと、ショートカットキーで表情を変えることもできます。
ただ、初期搭載のアクションの種類は少ないため、もっと種類が欲しい人はUnityを使って自分で追加する必要があります。
キーボードやペンタブを表示することができ、反映されるのが面白いです。
PCゲームを遊ぶ人ならゲームコントローラーも使えるみたいですね。

 


次の記事では、「Switchのゲーム画面をどうやって録画するのか」。実際の方法や使用している機器などの紹介をしていきます。