『超探偵事件簿 レインコード』のただの感想まとめです。
所々頑張ってぼかしてはいますが、普通にネタバレありのため、未プレイの方は絶対に見てはいけませんよ……！！
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さてさて、ゲーム紹介記事の方では書けなかった感想をつらつら書いていきます。
今回、じっくりプレイしようと思っていたのですが、いやいやそんなのは無理でした。
この手のゲームは調査パートの記憶が新鮮な内に推理パートをガーっと進めたくなってしまいますし、プレイすればするほどに続きが気になってしまい、結局寝る間を惜しんでプレイしてしまいました…！
紹介記事の方でも書きましたが、自分は元々ダンガンロンパシリーズのファンだったこともあって、プレイ中はついつい比較してしまうことも多かったのですが、全体的な感想としては「ストーリー展開とキャラの描かれ方が良かった」ですね。
【今回の衝撃展開】
いつもトンデモ展開でぶん殴ってくるゲームですけれど、というかそれを楽しみにプレイしている訳なのですが、今回は…０章ですよ０章！
いや、こんなことある！？
プレイ前に公式ページを見て、キャラ一覧etc.を見て、「あー、この子かわいいなー。この人も気になるなー。」と、ウキウキワクワクしていたら、まさかのあんなことってあります！？
自分としては、「来たよ、さすがだよ、やっぱりこういうとんでもないことしてくるよ」という、期待通りのぶん殴られようでした。
０章はチュートリアルもあるからか長いなーと思ったものの、その後のプロローグを経てあのタイミングでようやくOPが入ったときはちょっと感動しましたね…！
OPかっこよかったー！いつでも見られないのが残念。
【苦手な部分も多かった】
キャラがどうこうではなく、出てくるモチーフなどの部分です。
元々、ホラーとか血とか怖いのとかが苦手なのですが、今回はダークファンタジーというのもあって、ちょっと怖い部分もありましたね…。
というか、初っ端から焼☆死☆体とか、ほんと無理だってー！
一番苦手なやつかも。
嫌な予感を感じつつ列車を移動していたら案の定でほんと…ひぇぇぇぇ……)^o^(
でも、よくよく考えてみれば、０章であの方法だったのは最終的な重大証拠のためには必要な方法だったんだなーというのが驚き。
あそこでスプラッターだったら、色の違和感がバレちゃいますからね。
というか！
色に関してはシリーズファンこそ引っ掛かる罠ですよ！
今まで、たぶん表現上の配慮？とか、ポップ感の演出？とか思ってましたからね！
いや確かに、当初は「迷宮内では普通に赤なんかーい！ひぎゃーやめてー！」とは思ってましたね。そういうものかと思ってその内気にしなくなったけど。
いやはや、０章のアレも苦手だったけど、そこからの１章も個人的にはきつかったですね。
「お人形」がね…。しかも、たくさんだからね……。
クギを利用するための工作なんだろうなーっていうのはあったけど……あれよりギュウギュウごちゃごちゃに設置されていたらアウトだったかも。
ついでにいうと、１章謎迷宮の分岐点は怖かったですね！！
吊られてるシルエットもひえぇだったけど、
う……うご、いた……………？
っていうね！(´；ω；`)
【やばかった５章】
苦手だったで賞の栄えある大賞は５章です。５章ですよ。
ゲーム間違えてるってー！
自分より怖がってたり、メタネタ入れてくれたりで死に神ちゃんのコメントに何度救われたことか…。
あのですね、あれはアカンですよ。
町を抜けて、矢文読んで、工場入ってベルトコンベアに流れてきたものを見た瞬間に脳内でカチカチカチって答えがはじき出されて戦慄ですよ。
めちゃくちゃ進みたくねー！ってなりましたよ。
あとは度々、「そんなところでしゃべってないで早く場所移してくれよ…！」って一人で勝手に焦ってましたね（笑）
【ストーリー展開が良かった】
最初にも、というか紹介記事の方でも何度も言っていますが、やはり展開がよかったです！
ユーマくんは記憶喪失ということもあり、プレイヤーと同じ目線で物語に入っていけるのは勿論、正体は？本当は？という部分がとても気になるキャラクターですし、今回は「カナイ区最大の秘密を探れ」ということで、町の秘密については常に云々考えることになりますし、最終局面に向かっての謎とその断片があちこちにあって、続きが気になってガツガツプレイしてしまいました。
１章ずつ仲間たちの活躍の場があったので、あと何章で終わりそうだなという予感はあったものの、３章を終えてから展開が一気に加速した感じ。
０章～プロローグ：長いなー。
１章：結構ボリュームあるなー。
２章：思ったよりはあっさり終わったな。
３章：謎迷宮のパターンに飽きてきたな…。
からの４章だったので、やめてよそんな展開！なんでだよ！(´；ω；`)
と思いましたが、みんなそれぞれの想いがわかって、もうさらに…(´；ω；`)ｳｩｩ
なんでしょうね、自分も証拠を集めているうちに「もしかして…」とある程度推測がついたものの、信じたくないというか………………なかなかシンクロしてたなーと思いました。
５章を進めていって、気になる人物のことがわかっていって、いや、まず声優さんってすごいなーと改めて思いましたね！！
記憶喪失前後で、もう全然別人じゃないですか！
同じ声の人だもんなー、すごいよなー！全然別人に思えるよなー！
いやしかし、何よりもエモいなと思ったのが、ナンバー１の能力って「共有」なのにも関わらず、彼って今まで全部自分一人で完璧に解決してきたんですよね？
それが今回の件で誰かと共に進んだり、誰かに託すことができるようになる。
そういった全体のテーマというか、彼の成長というかがとにかくグッときました。「手を繋ぐ」って、とても象徴的というか、いいですよね……！
あとは、各章のタイトルが元ネタはあれかな？これかな？っていうのがあってニヤニヤしましたし、５章あたりなんてピタッとハマった感があってビビッと来ましたね…！
【キャラクターがよかった】
キャラの濃い天才たちが集まって云々っていうシチュエーションが大好物なのですが、今作も魅力的なキャラがたくさんで良かったです。
ハララさんかっこよすぎでは？？？？？？
あとは、あんなウィスパーボイスなU原さんも新鮮でしたね…！
超探偵たちも素敵でしたが、所長やユーマくんもよかったです。
苦労人が天才たちに振り回される図も、そしてそのツッコミも大好物なもので…(^ｐ^)
メインキャラクターである「死に神ちゃん」ですが、どうしてもモノクマポジション？と警戒してしまい、その発言やからかう様子にブラックだなーと思ってしまっていたのですが、章が進むにつれて、「あれ？なんか嫉妬してる？」「あれ？めちゃめちゃ心配してくれてる？」というのが見て取れたり、ユーマとの間に信頼関係が築かれていく様子がわかったりと…すごく！よかったです！！
もうね、終盤の契約云々のシーンとかね、最後あたりのシーンとかね。
最終的には天使に見えました。いえ、死神ですが…！
先にも述べていますが、所々で入れてくれるメタネタやおふざけが緊張感を和らげてくれたり、死神なのにオカルトや幽霊を怖がっていたりする様子に、プレイ中は何度も助けられました。
システム面に関しては、収集要素が親切設計だったけど少な目だったなーというのと、謎迷宮のテンポ感やアクション部分が少し残念なところ。アシスト機能も使わなかったしなー。
収集物は一周目でコンプしてしまったので、次にやる機会があったら寄り道せずにストーリーを楽しんだり、スキルなしでアクションに挑んだりしてみたいですね。
