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ミクと水没都市|廃墟好きに刺さりそうなゲーム【感想まとめ】

水に沈んだ都市を探索する『ミクと水没都市
値段がお手頃&雰囲気が気になったので遊んでみたのですが、人によって合う合わないが分かれそうなゲームだったので、自分の感想をまとめておこうと思います。

一部、ストーリーについてのふんわりとしたネタバレを含みます。ご注意ください。

 

【どんなゲーム?】

怪我をした弟を救うため、水没した廃墟を巡ってアイテムを集めていくゲームです。
全てが水に沈んでいる世界のため、移動手段は船。
廃墟に到着したら、よじ登って頂上を目指します。

 

【ゲームの特徴】

・ゲームオーバーの心配はしなくていい

廃墟では壁やツタをよじ登ったり狭い足場を移動していくのですが、アクションゲーム的要素はなく、落ちることはありません。
また、戦闘などの要素もありません。

 

・廃墟好きにはたまらない世界観

水に沈んだ観覧車、コケに覆われたビルなど、人工物が朽ちて水没している様子は廃墟系が好きな人にはとにかく刺さりそうです。
フォトモードもあるので、お気に入りの風景を撮影することもできます。

 

・収集要素あり

船のアップグレードのほか、落ちているメモを収集したり、野生動物やランドマークを見つけたりという収集要素が存在します。

 

【遊んだ感想】

プレイ当初は「水没した世界!緑に覆われた建物!誰もいない都市!雰囲気最高!」と思ってウキウキしていたのですが、ストーリーを進めると突如現れた■■■■
戦闘がないとは説明文にあったけれど、いやでも、予想外の生き物の登場に盛大にビビりました。しかも増えるし。

そのため、最初はウキウキして遊んでいたものの、途中からは出てくる動物もなんだか怖く見えてしまい、夜も怖くなり、怯えながら船を走らせるという…。

弟の怪我もがっつりですし、加えてグラフィックもちょっとリアル寄りというか濃いめなので、余計に怖く感じました。
ホラーゲームではありませんが、怖い系やグロい系が極端に苦手な人は注意です。

ストーリーを進めたり収集物を集めると、二人に何があったのか、世界に何があったのかふんわりわかるようになっていますが、それでも腑に落ちないところがあったりして、全体的に雰囲気ゲームかなと思いました。

また、アクションゲームっぽく見えるものの、アクションゲームの要素はなく、落ちたりすることはありません。
ストーリー上では頂上に着けば自動で拠点に戻りますが、取り逃し回収のために登った際は自力で降りてこなければならなかったり、基本的には登れるポイントを探す&登るの繰り返しなので、単調さに飽きてしまいがち。
世界観にハマれないとゲームそのものの魅力が半減してしまうかなと思います。

 

【まとめ】

グラフィックがリアル系で人を選ぶと思うのですが、廃墟系&雰囲気ゲームが好きな人には刺さりそうなゲームです。
単調さは否めないため、世界観に浸りながら遊べる人向けかなと思います。