時間そのものを動かしてパズルを解いていく『The Gardens Between(ザ・ガーデンズ・ビトウィーン)』。
ちょっと謎解きがしたくなったので遊んでみたのですが、シンプルさとノスタルジックな雰囲気が良いゲームでした。
この記事では、『The Gardens Between』(Switch版)について、どんなゲームなのか、遊んでみた感想を交えつつ紹介していきます。
どんなゲーム?
【あらすじ】
二人は浮かない顔をしているのですが、それもそのはず。少年が引っ越すことになってしまったのです。
二人は不思議な世界を冒険しながら、これまでの思い出を振り返っていきます。
と、いった感じのストーリーです。
【ゲームの特徴】
①「時間」を操作することで謎を解く、パズルアドベンチャー
ゲームの操作はとてもシンプルです。
使うのは右か左、そして決定ボタンのみ。
スティックを右に倒すと時間が進み、左に倒すと時間が逆回しになります。
女の子はランプを持つ係であり、男の子はスイッチなどを起動することができます。
シンプルかつ直感的にわかるようになっており、説明らしい説明はなくとも困りませんでした。
②文字がないタイプのゲーム
テキストらしいテキストは存在しませんが、パズルを解いていくうちに二人の関係性が自然と見えてきます。
バックでは、不思議かつ美しい世界観に合った静かなBGMが流れています。
遊んだ感想
文字がないゲームデザイン、そしてシンプルな操作性。
余分なものがない、スッキリとまとまったゲームでした。
「時間を使う」というシンプルさで、謎解きが成立するのが新鮮でしたね。
謎解き部分ですが、難易度は全体的に易しめ。
後半部分は少し考える必要がありますが、移動範囲もそこまで広くなく、かつ操作ポイントも限られているので、「気付き」があれば進めるかなと思います。
文字がないゲームなのでセリフや説明は全然ないのですが、様子を見ているだけで、二人の性格や関係性、これまでの思い出を垣間見ることができるのがとても良かったです。
二人の様子にほっこりしながらも、全体的に漂う寂しげな雰囲気が少し切なかったですね。
まとめ
シンプルで直感的に謎解きができる『The Gardens Between』。
クリアまでのプレイ時間は2時間ほど。
静かで文字がないタイプのゲームなので、雰囲気を味わいたい方向けかなと思います。
(エンディング最後の追悼の人数に少し驚きますが、そこは事前に知っていれば問題ないかと思います。)