六角形のタイルをつなぎ合わせて田園風景を作る『Dorfromantik(ドーフロマンティック)』。
年末に購入してみたら思いの外ハマってしまいました…!
この記事では、『Dorfromantik』について、どんなゲームなのかを遊んでみた感想を交えつつ紹介していきます。
【基本システム】
六角形のタイルを繋ぎ合わせて、マップをどんどん大きくしていきます。
- タイルを単独で置くことはできません。必ず他のタイルと接するように置いていきます。
- 線路や川は、同じ地形とつながるようにしなければなりません。
- 地形は「家」・「田畑」・「森」・「水(川、湖など)」・「線路(線路、駅)」・「なし」の6種類。
- 同じ地形同士をつなげると加点あり。1辺につき10点の加点。
- タイルがすべてなくなるとゲーム終了です。
【タイルの増やし方】
ゲーム内にチュートリアルがあるので、困ったときはそちらを参照するとよいと思いますが、ざっとまとめると以下のようになります。
①パーフェクトを出す
1つのタイルで6辺全て地形がつながるとパーフェクトとなり、60点加点+タイル1枚追加。
②クエストを達成する(指定の数以上つなげる)
時々、数字の書かれたタイルが配られます。「数字+」のタイルは既定の数以上地形をつなげるとクリアとなり、タイルが5枚追加でもらえます。
③クエストを達成する(指定の数ピッタリつなげる)
数字のみのタイルは、その数になるようにタイルをつなげるとクリアとなり、タイルが追加で5枚もらえます。
達成すると数の指定はなくなるので、他の同じ種類のタイルとつなげても大丈夫です。
④旗クエストを達成する(タイルを閉じる)
旗のついた数字クエストは、指定された数のタイルをつなげて達成した後に、同種のタイルとはつなげず、閉じる必要があります。タイルを閉じきると追加で5枚もらえます。
【遊べるモード】
通常モード(クラシックモード)の他に、メインメニューの「セーブファイル」から異なるモードで遊ぶことができます。
・クラシックモード
基本となるモード。40枚からスタート。
クエストをこなしていくとタイルが追加されるので、タイルが尽きないようにクエストをこなしつつ、高得点を目指していきます。
時間制限などは一切ありませんが、タイルがどんどん増えていくので、思った以上に時間が溶けていきます。
自分は1ゲームに30分はかかります。
・クリエイティブモード
タイル制限のないモード。不要なタイルは捨てることができ、満足いくまで理想の風景を作ることができます。
タイル固定やぴったり合うタイルの生成もできますが、一覧の中から選ぶ形ではなく、通常のゲームモードのようにタイルが配られる形式のため、サクサク進めるのは難しいと感じました。
・クイックモード
25枚からのスタートで、総タイル数が75枚に制限されています。
限られたタイル数でいかに高得点を取れるかに挑むモードです。サクッと遊びたいときに最適です。
・ハードモード
クラシックモードよりも難易度が上がったモード。基本はクラッシックと同じです。
タイルがより複雑になっています。
やってみたら、いつもの半分ほどしか点が取れませんでした…!
・マンスリーモード
毎月ルールとシードが異なるマップで遊ぶことができるモードです。
プレイして日が浅いためまだ詳しくはわかりませんが、毎月のセーブデータを取っておいて見比べたら楽しそうですね。
普通のルールに近いパターン、極端にエリアが狭いパターン、エリア制限がある中で川や線路がたくさん配られるパターンを確認済み。
一種の縛りプレイのようなパターンがあるので、いつもと違う感じで遊べて面白かったです。
基本的にはマップをどんどん広げていくゲームなので、エリアが狭いタイプは逆に難しくて燃えますね!
・カスタムモード
自分でルールや設定を指定できるモードです。
他のプレイヤーとシードを共有することができるので、全く同じマップで得点を競ったり、風景を比べたりと対戦モードとして使えそうです。
【報酬】
やりこみ要素です。
「○個以上線路をつなげる」、「クエストを○個達成する」などがあります。
中には「タイルを回転せずに○個つなげる」なんていう縛りプレイのようなお題もあります。
達成するとそのタイルが使えるようになる……のかな?
【まとめ】
以上が『Dorfromantik』のゲーム内容です。
のんびり田園風景を作るゲームだと思ってプレイしてみましたが、個数クエストを達成するためにどのように配置していくか、また半端なタイルを後に生かしていくためにどこに布石を打っておくか、線路や川の配置で詰まないようにどうやってつなげていくか等々、思っていた以上に高い戦略性が求められるパズルゲームでした。
ちょっと遊ぼうと思って始めると、いつの間にか2~3ゲームしていて、1時間以上経っていた、ということが度々…!
残念だと思った点は、終了後にマップを眺める画面で「ビューモード」にしてもクエストの数字が残ってしまうことぐらいですかね。
やりこみ要素である「報酬」の獲得に挑むのも面白いですし、タイルを配置していくうちに風景が広がっていくのも素敵です。
興味のある方はぜひ、じっくりのんびり楽しんでみてください。